危機編
危機編の狙い
本コースではバブルなどの経済危機として、アジア通貨危機、ドットコムバブル、サブプライムバブルを扱います。
バブルとは何が原因でどのような現象を指すのでしょうか?
これらの危機においては各国の中央銀行及び政府が重要な役割を果たす訳ですが、経済政策として多くの間違いが見られます。
例えば、アジア通貨危機においては通貨政策が最大の間違いの元です。
この危機ではタイが投機的な攻撃を受けました。
タイを攻撃したのはジョージ・ソロスなどのヘッジファンド達です。
ヘッジファンドがタイを攻撃したのは間違いないのですが、タイは攻撃されるだけの理由がありました。
同じような通貨政策を取っている国は他のアジア諸国にもあり、2011年現在のユーロ危機同様に伝染しました。
また、同じように攻撃さらされながらも生き延びた国もあります。
タイが攻撃を受けた理由とは何か、そしてヘッジファンドがいる市場は何をタイに訴えたか、タイやアジア各国は何を間違ったか、同じような政策を採り ながらも負けた国と生き延びた国の違いは何かと言った事を勉強します。
このコースを受ける前に基礎編は先に受ける事をオススメします。
基礎編で学ぶ財政政策、金融政策などは分かっている前提で講義は行いますし、中央銀行とは何を目的として存在するのか、政府と分 かれている理由、金利とはどのように働くかなどは予め知っておくと理解がしやすいです。
クラスは解説と英文読解を別々に行い、内容もバーナンキFRB議長の論文なども読んでみます。
危機において中央銀行や政府は何を考え、どう行動したかが分かります。
カリキュラム内容
- 1.アジア通貨危機(解説)
- 2.アジア通貨危機(英文読解)
- 3.ドットコムバブル(解説)
- 4.ドットコムバブル(英文解説)
- 5.サブプライムバブル(解説)
- 6.サブプライムバブル(英文解説)
- 7.危機編時事経済
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